教育ネタ

拝啓 自由って気楽でいいよね〜と思っているあなたへ。 東京サドベリースクール見学

 「自由とは」

自分の意のままに振る舞うことができること。また、そのさま

[voice icon=”http://tabiben.net/wp-content/uploads/2017/07/shiho.jpg” name=”はは” type=”l”]あなたは自由ですか?[/voice]

バリ島のウブドよりこんにちはしほです。

みなさんはサドベリースクールをご存知でしょうか?

テストもないし、人から指示を受けることもありません。 

クラスも学年もチャイムもない、それがサドベリースクール。

私含め、一般常識に凝り固まっている我々にははっきり言って

意味がわからない、それがサドベリースクール。

しかも私なんで「親勉」インストラクターになってからは

毎日5歳息子に勉強につながることをアナウンスしまくってますからね(笑)

これはもう実際に目で見てお話を伺ってみるしかない!ということで

実は世界旅行に出る前の12月に

世田谷区にある「東京サドベリースクール」へお邪魔してきました。

東京サドベリースクール

アメリカのマサチューセッツ州フラミンガムの私立校サドベリー・バレー・スクール(1968年設立)をモデルにして、2009年4月に開校した新しいタイプの学校です。

東京サドベリースクールには授業がありません。

 テストもないし、人から指示を受けることもありません。

クラスも学年もチャイムもありません。

東京サドベリースクール 理念

◎あるがままの自分を信頼し選択することで自分の人生を生きる

◎自由と社会性の調和

 

東京サドベリースクールが大切にしている考え

◎すべての人は生まれつき好奇心を持っている

◎自分に向き合う

◎コミュニティの一員としての自覚

◎自ら一歩を踏み出す

◎社会と同じ環境で、安全に失敗(=経験)できる

◎期待しない、コントロールしない、人のせいにしない

◎何をするかより、どう在るか

◎自分の幸せに責任を持つ

サドベリースクールと他の教育との大きな違い

大人がさせたいことではなく、こどもがしたいことをする学校

サドベリースクール別の一面

◎既存の卒業証明が出ない

◎周囲(祖父母や近所)の理解が得にくい

◎校舎移転、学費変更の可能性

◎学校自身も成長中

◎サドベリーは万能薬ではなく楽園でもない

◎サドベリーは片道切符

◎子どもも大人も自分の人生に直面せざる得ない

◎サドベリースクールそれぞれが別の学校

◎成果がみえずらい

サドベリースクール卒業生の傾向

1)自分のことをよく知っている

2)自分の人生を自分で切り開く力をもっている

3)社会性にとんでいる

 

学校があるのは閑静な住宅街にある一軒家。

その日は月に1回ある一般見学会の日で

私以外に 広島や長野から先生や学校関係者が視察に来ていました。

はじめにスライドで学校の理念などの説明があった後に

教室内で生徒が何をしているのかを見学するという流れ。

サドベリーのようなフリースクールと言うと皆さん何を想像しますか?

ナチュラル系育児?

子どもは子どもらしくキラキラとしてて

緑の中ではしゃいでる?

手作りが大好きでアートに力を入れている?

その考えで行くと夢は見事ガラガラと崩れるでしょう。

一般的な勉強という授業はない代わりに

サドベリースクールは生徒がやりたいと思ったことは

なんでも出来る場所。

その考えで行くとTVゲームがやりたいと思ったら

1日中TVゲームをしてもOKなんですね。

実際に東京サドベリーにはTVゲームがある部屋もあり、そこには男子がたむろして

ゲームをやっていました。

リビングにいた生徒たちは皆持参したiPadでマインクラフトだったり

ゲームをイヤフォンをつけて自分の世界に没頭していました。

とにかくそこに制限は一切ないんです。

ゲームが駄目というのもない。

ある生徒さんがクッキーを焼いて私たちに出してくれました。

Lunchも好きな時に好きなものを食べるスタイル。

とにかく

大人がさせたいことではなくて、こどもがしたいことをする学校。

子ども主体過ぎてただの我侭の好き勝手(だとはじめは思っていた)にやっていて

果たして社会でやっていけるのか?

勉強できなくて大丈夫なの?

という 凝り固まった私は思うわけです。

でも…その考えガラガラと崩れました。

社会性について

何かを買ったり規則などを決める時には

生徒同士が話し合って決めて解決していきます。

この話し合いも参加したくなかったら参加しなくてOKです。

でも最終的にはみんな参加するそうで、
在学中は友達と何度も話し合いを重ねていく必要がでてくるわけ。

この考えで行くと、自分勝手な意見ばかり言っても

誰にも受け入れてもらえないとなる。

きちんと相手の話を聞き、違う意見にも耳を傾け

受け入れずとも理解はし、妥協したり強力したりすることが必要とされる。

だから社会に出た時に実は結構社会性に富んだ状態になっている。

勉強

勉強するもしないも本人次第。

1年間ゲームばかりやっていた子、遊んでばかりで全く勉強をしない子どもも

そのうちに

[voice icon=”http://tabiben.net/wp-content/uploads/2017/07/dino.jpg” name=”ティラノン” type=”l”]やばい。。。[/voice]

という現実にどこかの段階で絶対に気がつくんだそうです。

特に女のコはその辺が敏感で

「ある日突然 自分の勉強のできなさに泣き出した事もあります」

と。そこからスイッチが入ってやるようになったとか。

だから、

自由だけど 最終的には皆どんな形であれ勉強自体は「やる」んだそうです。

その時にスタッフは必要な事を手助けする。

この場合、

おそらく学校のようにまんべんなく浅く広くというわけにはいきません。

そこは自分が興味を持った事のみ学ぶ事になると思いますが、

自ら学ぼうと思い学ぶ事は、広く浅く

疑問を持ちながら勉強をするよりも、強みになるかもしれないな

というのが個人的感想。

自由は簡単なのか?

学校で話を聞いてみて最終的に思ったこと、それは

自由が「一番大変」だということ。

そこには自分の全責任が伴うから。

常に自分と向き合う必要があるから。

誰のレールに乗ってないということは

自分でゼロから

切り開く必要があるから。

あなたは責任を負えますか?

自分に向き合えますか?

ゼロから何かを作り出せますか?

学校自体が「サドベリーは万能薬ではなく楽園でもない」というように

合う合わない子どもや家庭はあります。

でもそれは何でも一緒ですよね。

「これをやっていれば確実に」「誰にとっても100%」ということなんてないんです。

子育て、しかりビジネス然り。

成功する高い傾向はあるとしても「絶対」ではない、それは

全く同じ人間は1人としていないから。

ちなみに

東京サドベリースクールを卒業したからと言って

勉強ができない落ちこぼれの子どもだったり、

超個性的過ぎて馴染めない子どもが育つわけではなく、

むしろ自分の考えをしっかりもった

芯の強い子どもが育つ場所なのではと思いました。

基本的なところは実は親勉と一緒?

あと気がついたのは勉強の種をまかないだけで

根本的な考えは親勉の「中級講座」で学ぶ自己肯定感や親の子育て軸と
やっている事や考えは同じだな、ということ。

◎期待しない、コントロールしない、人のせいにしない

◎自分の人生を自分で切り開く力をもっている

◎あるがままの自分を信頼し選択することで自分の人生を生きる

そう考えると親勉の中級講座の「褒め方 / 叱り方/自己肯定感/子育て軸」は最高!
だし親勉のキモだという事を再確認したのでした。

通わせたい?

では我が家がサドベリーに行かせたいか?というと

一番は本人次第ではありますが、

まだ5歳年中の息子の様子を見ていると

友達大好き人間なので

サドベリーではないのかしら?というのが現段階での印象。

ただ

個人的には子どもの邪魔をしない、学校が彼らの安全地帯になっている

という点では非常に素敵な学校だなと思いました。

あとプチ図書室にある本も興味深いものが多かったです。

これからの世の中

このような学校が更に注目を浴びていく気がするし

このような学校が増えること、私は大賛成です。

世の中 沢山の価値観があり生き方があっていいはずだし、実際ある。

これは私が息子を海外インターに行かせる理由のひつとでもあるのですが、

インターで英語を学ばせたい(のもあるけど)というよりは

沢山の文化 宗教 考え方 外見の違いがある事を小さい頃から

知ってもらいたいのです。

その色々な選択肢から選べる事の幸せを感じながら。

サドベリースクール、日本には8校 在るようです。

東京サドベリースクールでは毎月 見学会をやっているようなので興味が在る方は是非。

[HP] http://tokyosudbury.com

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